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ふるさとは 花びらの



ふるさとは 花びらの




英語ブログのほうで、大好きな'名探偵コナン’


についての記事に時間がかかってしまい、


こちらがご無沙汰となっていました。


あの漫画もワタシ的には、今の時世を


20年以上前から青山先生が示唆していたかの


ような作品に仕上がっていると感じます。


よければこちらのブログも覗いて見てやって下さいまし↓


Case Closed Season 1 & 2, The main story summary




昨日、晴れやかな気分で起きたら、友人が


おうちの素敵な八重桜の写真を送ってくれました。


yae1.png

私はここにお花の良き妖精か天使がいるように感じてなりません。いつまででも眺めてたくなります。


yae2.png

本当に満の開ですね!


yae3.png

ご褒美がぶらさがっていて、"はいどうぞ、観てね~”って声をかけてくれてる、そんな気がしました。(^-^)♪
 

北カリフォルニアは春まっ盛りです。(*^ ^*)


そこで一句、いえ、一詩よみました 笑




ふるさとは 花びらの



花びらの向こうに 挨拶したら


すっと 懐かしい世界に入った


”たまに いらっしゃいな” と


温神(あたたかみ)さまが いう





温神(温かみ・あたたかみ)は、アメノミナカヌシノカミ以前の、


というか、始まりの神?を表現しているようです。


これは、神道に関するユーチューブを発信


しておられる、羽賀ヒカル先生が、お師匠さんの


'北極老人’さんからおそわったとのことでした。



又、コメットハンターであり、死亡体験者でもある


木内鶴彦さんは、最初の宇宙の始まりは、


あたかも合掌の手をほんのちょっとずらした


ときに発生するかのような、微風のような


エネルギーの動きだった、のように表現して


おられましたね~。


'あたたかみ’'温かみ’という始まりの神


(エネルギー)も、温かさ(愛)で何かが


微かに動き出した ――


しっくりきたので、ここでその呼び名を使わせて


いただきました。



皆さんも、すてきな春 をおすごしくださいね。





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『せっかち カムラ』 最終話



♪その前に、今月のハナブキおすすめ本です♪


「例外思考」 ←こちら

画面をスクロールダウンすると内容説明が結構詳しく載ってます☆    
    
例外思考(表紙)

斉藤一人さんの一番弟子・柴村恵美子社長 著

幸せと成功を手にするには、“辛い道のりを行ってはダメ”。 その逆。 今まで多くの人々が、“成功するために楽しい道のりを行く” という発想がなかった。 もしくは怖くて信じられなかった。 そんな事を言うのは“変な例外の人”で、親からは一貫して、成功は辛く厳しい道のりを乗り越えた先にある、と教えられてきたから。。。

話し言葉的に書かれているので気軽に読めて、オモシロい上に超為になり、つい実践して幸せと成功に歩を進めてしまう本です。これを斉藤一人さんは、何十年も前から実践し、ご自身のみならず多くの人たちを幸せと成功に導いてきたんですね。これはお師匠さんの一部始終の歩みを見てきた、成功している一番弟子の生の声です。

~~~~~~~~~~~~~~~~




さて前回からの続きです…




『せっかち カムラ』 最終話




とうとうワッカトー村の中で村戦が始まってしまいました。


戦と言っても殺しあうまではしなく、


クワや棒を振りかざして威かくしたり、掴み合いの喧嘩です。


その頃、他国間の戦が、地玉(地球)規模になるかもしれない


という噂が流れてきていました。


かなり前から、ある大国の長が、地玉全体を支配しようと動いているのです。


その大国の長は、「我に従えば食うに困らせないぞ」と、


国々に言いまわっていました。


確かに大国に支配されれば、死なない程度に生きながらえるかもしれないが、


大昔から守り続けた土地や、先祖代々の宝ものを


全部差し押さえられるのは分かりきっているのです。




カムラは村戦のことは、あまり気にしていない様子で、


相変わらず「もっと祈りとお供え物をしろ」と、村全体に言い、


その度に、村戦は酷くなったり下火になったりを繰り返します。




カムラの噂は大島の内陸まで伝わりました。


“大島のはじっこの村に、「ニセ助け人」がいる” と言われ、


外国から馬鹿にされました。




カムラがだいぶ年をとったある日、


カムラは再び村全体に叫びました。


「ふたたび澄んだ海の時代が来るぞ。皆の祈りとお供え物のおかげじゃ。


これからが本当に大事なときじゃ。もっと精を出してやってくれ!」と。


カムラ派は言われるとおり、今まで以上に精を出しました。


反対派はあきれ果てて、とうとう村を去っていきました。


どっちつかずの者は、あまり考えないようにウロウロしています。




そのどれでもない、1人の女の子どもが、


「カムラ様はまるであの小島になっちゃった、すぐ気が急くカムラ、


“せっかちなカムラ”さんの生まれ変わりやわ」


母親が、「何を言うとるんじゃ、おめえは?」と聞くと、女の子は続けます。


「昨日まで、カムラ様は言い伝えにある 


“白い羽とまだらの尻尾をもったニセ助け人”じゃと


思ってたけんど、ちがうやよ。 


“本当のニセ助け人”より “先に現れたニセ助け人”じゃわ」


とケラケラ笑うのです。


“白い羽とまだらの尻尾をもった”という意味は、


表だっては清らかな羽を持つ天の使いに見えるが、


実はまだらの尻尾を後ろにくっつけている蛇(ここでは悪の象徴)


という意味なのです。



それを聞いた、女の子の兄者は、


「じゃあ、言い伝えにある“ニセ助け人”の出現は、カムラ様でもう果たされたことになるね」


すると兄者の友達は、


「そんじゃあ、もう世の戦は地玉規模にはならずにすむぞ。


“本当の白い羽とまだらの尻尾”ヤロウ(大国の長)の支配はないぜ!


その言い伝えはもう果たされちゃってるんだから!」




大人達はなかなか意味が飲み込めません。


「子どもの閃きとは驚くべきモノよ」そう、村の長老婆は思いました。



まとめると、こうだ。


ほぼその通りになってしまう村の言い伝え。


そこに出てくる“白い羽とまだらの尻尾”の持ち主とは、


世の中を支配し死なない程度に人々を生かし、


思うままにしようとするニセ助け人のこと。

             
悪の長だ。


カムラはあたかもその存在のように振舞った者。


“先駆けて現れたニセ助け人”なのだ。


カムラが現れ村人に苦労を強いて、村戦になった事で、


言い伝えにあるニセ助け人の出現と、泥の大池(大難の地玉レベルの戦)を


小難で成就させてしまった、ということなのだ。




女の子は、「カムラ様のおかげやわ。村の戦程度で、


地玉戦にさせずに済む。ありがたや、ありがたや!」


と手を叩いてはしゃぎます。




すると兄者が、


「そんじゃあ、言い伝えにある“村にいる本物の助け人”ってだれじゃ?」


と言ったので、みんな頭をかしげました。


「それは、だれじゃろう!?」




長老婆が立って皆に言いました。


「“本物の助け人”は、すなわち、『閃き』 じゃ。


一人ひとりに降りて来る天からの閃き、


あたかも天人のお言葉のようじゃろ、閃きとは」


長老婆は、こうも付け加えました。



もし肉体あるお人として助け人が現れる時は、


この上なく世が荒れる時じゃ。


肉体あるお人として助け人が現れないなら、


それに越した事はない、という事じゃなかろうかね」



静まり返っていた村人全員が、はっと思いだしたようにカムラの方を向きました。


すると、カムラは穏やかな微笑を浮かべ、すでに他界していました。


カムラの手の平に、なにやら書いてあります。


『皆を犠牲にして悪かった』 と。


「地玉も村も守るために、せっかちに先駆けて現れてくれたニセ助け人、カムラ様。


せっかちに逝ってしまわれた」


村人達は皆、カムラに手を合わせました。




その後、大国の支配の兆しはどこかへ消え、


いつの間にか、海はまた澄んだ美しい海になり、


ワッカトー村の人々も、他国の人々も、


それぞれが、気持ちよく暮らしていきました、とさ。





おしまい




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歴史の真実がどうあれ、今の私達がするべき事は

変わりません。楽しく幸せに生きながら魂レベルを

あげること。笑顔で天国側の言葉を使い、

周りの人に親切にすること。

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『せっかち カムラ』 3話



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斉藤一人さんの一番弟子・柴村恵美子社長 著

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話し言葉的に書かれているので気軽に読めて、オモシロい上に超為になり、つい実践して幸せと成功に歩を進めてしまう本です。これを斉藤一人さんは、何十年も前から実践し、ご自身のみならず多くの人たちを幸せと成功に導いてきたんですね。これはお師匠さんの一部始終の歩みを見てきた、成功している一番弟子の生の声です。

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さて前回からの続きです…



『せっかち カムラ』 3話




村人達は、大島の内陸から来たカムラの言うとおり、


前よりもっとお天道様を拝み、もっとお供えをするようにしました。


一旦戦が下火になったので、村人達は祈りとお供え物のおかげで


お天道様がお守りなすったのだと、大変喜びました。




ある村人が言いました。


「あのカムラというお人は、もしかしたら言い伝えにある


『村の本物の助け人』ではないか?」


「オオー、きっとそうに違いねえ」


村人達は村の真ん中に社(やしろ)を建て、


カムラにここの長になってくれるように頼みました。




それから数年間、あいも変わらず多数の国同士の戦は


続いていたものの、ワッカトー村の住人達は貧しくても


生きながらえている事に感謝しているのでした。


カムラは、「皆、辛いと感じる事もあるだろうが、


今が踏ん張りどころじゃ。祈りとお供え物を


増やさねばならん。お天道様がそのように言ってなさる!」


と小高い山の上に立って叫びます。


村人達は貧しくても、仕事にでる時間を削ってでも社で拝み、


飯を減らしてでもお供え物を社に持っていき続けました。


お供え物は、皆の勧めで、あとでカムラとリーダー格の者達が食べています。




戦は酷くはならなかったが、一向に止みません。


村人の暮らしも一向に楽にはなりませんでした。


しかしカムラは、「この時勢に死なないだけでありがたい」


と言い続けるのです。


そのうち、お供え物のおかげで、


カムラとリーダー格は元気で太っていきましたが、


一般の村人達はどんどんやせ細り、


気力も薄らいでいきます。




そんな年月が続き、とうとう村人の中から


カムラを不信する者たちが出始めました。


「ワシらがこんなに貧乏でやせ細ってきているのに、


カムラ様と取り巻き様たちはあんなに豊かそうな暮らしをして、


わしらにお供え物を分配もしてくれないのは、どんなものか?」


戦だって何時までも終わらないではないか!」


村全体に異様な感情が広がり始めたのでした。


村人はしだいに分裂してきました。


カムラを変わらず信じる者、どっちつかずでふらふらする者、


完全に不信した者、考えの違う者同士で喧嘩する者、


他にすがれる者を探す者…。



そのうち、他国同士の戦だけでなく、


とうとうワッカトー村の中の戦が始まってしまったのです。





つづく



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『せっかち カムラ』 2話

~年末年始に海外旅行ツアーを探している方々には、なかなかユニークなプランです~





前回からの続き…



『せっかち カムラ』 2話



大島の内陸もワッカトー村も、


食べるものは次第に手に入りにくくなり、年貢は高くなり、


子供らが自由に遊んでいた原っぱなどは


役人が取り仕切り、窮屈な暮らしになっていったのでした。




そんな頃、大昔にカムラという子供が小島になったという伝説の、


カムラ島から、見知らぬ男がワッカトー村にやってきたのです。


「おめえさん、どこのもんじゃ?」


村人に尋ねられた男は答えました。


「大島の内陸からこっちに来たの者で、カムラと申します。


同じ名前のカムラという島があると聞いたもんで、


行ってみかったのです。」


小さなカムラ島には、祠が一つあり、


ワッカトー村の守り神と、あの伝説に残る子供、カムラを祀っていました。


内陸から来た男、カムラが言いました。


「祠で手を合わせていたら、どこからか声が聞こえてきたのです。」


「『“整える者”の手伝いをしろ。手伝いをしろ』と。


何ともせっかちなお方の思いが伝わってきましたよ。」


それだけ言って、そのカムラは黙ってしまいました。




あくる日の朝、内陸から来たカムラは、


「海を整え陸を整え、戦を止ませるには、村の衆がもっとお天道様を拝み、


お供えを一杯しなければいけない!」


と、小高い丘に立って叫びだしたのです。


村人達は、必死に訴えるカムラの話を聞いて、


しだいに、「そうだ!もっと拝もう。もっとお供えをしよう!」


と、口々に言い始めるのでした。




つづく



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『せっかち カムラ』 1話

~年末年始に海外旅行ツアーを探している方々には、なかなかユニークなプランです~





たまには気分転換に、童話でもどうぞ!


作者: ハナブキ



『せっかち カムラ』




それは、まだ海が最初の泥水で、ぐにゃぐにゃしていた頃、


大きな島のはじっこにあるワッカトー村の先に、


一人の子供が立っていました。


名はカムラといいました。


カムラは見晴らしの良い木の上に登り、


泥の海の果てを眺めていました。


/泥の大池が澄み、それが当たり前になった頃、再び泥の大池に。


住人達がお天道様に拝むと、お天道様は泥の大池を整える者をおくった。


島に現れたのは、白い大きな羽とまだら模様の尻尾のある者だった。


その者が山に立ち、長い間、住人達はつらく厳しい生活でも、生きながらえた。


実は本物は住人達の中にいるのだが、彼らの多くは山に立つ者に従った。/





ところで、ワッカトー村にはこんな言い伝えが残っているのです。


言い伝えはいくつもあり、良い事も悪い事も、


その多くが言い伝えどおりになってしまうので、


住人達は代々、しっかりと言い伝えなければいけません。


年寄りから、澄んだ海と二度目の泥の海の話を


聞かされていたカムラは、


こんな泥の海がいつの日か澄んだところを観てみたい、


と切に願いました。


でもその後にまた泥の海になるなんて嫌だなとも思い、


泥の海を整える、本物のお方が来たら、ぜひともお手伝いしなければと、


気が急いてしかたありません。


カムラは毎日、木に登り、同じ事を考えては気が急いたので、


そのうちカムラは、木ごと海に落ちて、


岩のかけらほどの離れ小島となってしまいました。




それからどれだけ年月が経ったでしょう。


泥の海が澄んだ海となってから暫く経ったある日の事です。


大島の奥からと海の奥から、耳ざわりな音が聞こえてきたので、


住人達は騒ぎだしました。


資源の取り合いの戦が、とうとう、このワッカトー村やカムラ島まで


のみこもうとしているのです。


火柱や煙、臭いにおいが充満し、大島の陸には多くの穴ができ、


海は大昔のように、泥の海と化してしまったのです。





つづく



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『ありがとーう!』

『ありがとーう!』  童話 (400字詰め原稿用紙5枚以内)


 ねえ、ありがとーう!って心の奥底から言った事ってある?
 私が小学二年の時、母さんは長い入院生活を終えて天国へ旅立った。その年のクリスマスシーズン、父さんが聞いてきた。
「今年はサンタさんに何かお願いしたいかい?」
「うん。実はもうお願いしたんだよ。」
 私は照れながら、そう答えた。
「前に言っていたミカチャン人形の家?」
「ううん、違う。母さんをね、おうちに戻してください、ってお願いしたんだ。」
ウキウキして私は言った。姉ちゃんが真顔で言う。
「それは難しいと思うよ。」
「そうか。」
 父さんはそう言うと、散歩に出かけた。
 小学2年生の私でも、こんなお願いは、さすがのサンタさんでも、きっと難しいかも、と感じてはいた。それでも毎日目をつぶってサンタさんにお願いしたんだ。他に誰にお願いできるのか、分からなかったし。
 クリスマスの朝、枕元に置いてあったのは、ミカチャン人形ハウスだった。私はそれを大事にかかえ、暫く座っていた。そしてサンタさんに、ありがとうございますと言った。
 翌年の7月は、私と姉ちゃんは、七夕のたんざくに、『母さんがうちに帰ってきますように』と書いた。十月の私の誕生日前には、
「誕生日プレゼントは、母さんが戻ってくること、が欲しいです。」
と、父さんに告げた。すると父さんは、
「リサ子、それはね、難しいんだよ。父さんも母さんに戻ってきて欲しいよ。でもそれはやっぱり無理なんだ。」
 父さんはお酒を飲んでたからか、涙目になってた。私はその時、このお願い事はもう決して口に出さない、と心に決めたんだ。

 長い年月が経って、私は大人になり結婚をした。そして今は六才の女の子と四才の男の子を持つ、お母さんだ。
 子供達の添い寝をしながら、昔を思い出す。――
 毎日のように姉ちゃんと、今日はどっちが母さんと一緒に寝て、どっちが父さんと一緒に寝るか相談しあったものだ。父さんも母さんも、にこにこ笑ってたな。――
 そういえば今年で私、天国へ旅立った母さんの年令より、一才多くなったなあ。私は元気で長生きしなくちゃね。
ある晩ね、長女のカナミと弟のタクミが、寝るしたくをしながら話してるの。
「タクミ、今日はどっちがパパと寝て、どっちがママと寝ることにする?」
「じゃあ今日は、お姉ちゃんがパパとで、僕がママとにしてよ。」
 私はクスっと笑った。二人の様子が、自分の子供の頃とそっくりだったんだもの。
 タクミがモジモジして、寄ってきた。
「ママ、トイレについてきてくれる?」
「そろそろ一人で行ってごらんよ。廊下の電気をつけてあげるから。うふふ。」
 ドアを開け廊下の電気をつけた瞬間、私の体は固まった。
「わっ、母さん!」
 母さんが笑顔でこっちを向いて立っていた。母さんが戻ってきた!
 タクミもびっくりした様子で、でもはしゃいで言った。
「やったねママ!わーい!」 
 タクミはそのままトイレにかけ込んだ。
 私は立ったまま。頬には涙がつたった。
「戻ってきたね。いや実はずーっとそばにいてくれてた?子供の頃の私、母さんを肌で感じられなくなった痛手が大きくて。でも母さんは私達と一緒にいたのね。それを今気づかせてくれたね。鏡に映った私、母さん似だ。何が起きても親子だね。うふふ。」
 廊下の鏡の中に立っている母さんも、気づいてくれて良かったと言いたげに、涙で目がキラキラ。満天の笑顔。
 トイレからタクミが出てきた。
「二人のママが笑い合ってるぅ!さっきは鏡に映ったママが美人で驚いたんでしょう?」
「タクミ、ママね、今かなえてもらっちゃったよ。子供の頃の念願だった、最強のプレゼントを。」
 誰に対してなのか自分でも分からないけど、心の奥底から言いたくてたまらないよ!
 ありがとーう!
 廊下は、笑顔の光がぴょんぴょん飛び跳ねてる。

                                     以上

2011年~2012年
Profile

ハナブキテン

Author:ハナブキテン
今よりもっと幸せになる、自分でできる日常のヒーリング、目醒めていく、などについて書かせて頂いております。そのなかで宇宙歴史を掘り探ったり、絵を描いたり、アメリカでの子育て失敗成功談なんかも書いています。いつも西の海を向いて日本の幸せを念じながら、魂修業する40才+∞のオバチャンです~。

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